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君死にたまふことなかれ

ジャンル
作者
与謝野 晶子

あゝをとうとよ、君を泣く、
君死にたまふことなかれ、
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃(やいば)をにぎらせて
人を殺せとをしへしや、
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。

作者情報

 画像

日本の歌人、作家、思想家。
本名は与謝野 志やう(よさの しょう)。旧姓は鳳(ほうまたはおおとり)。
夫は、同じく歌人の与謝野鉄幹。

雑誌『明星』に短歌を発表しロマン主義文学の中心的人物となった。

女流作家の第一人者となってからは、古典の『平家物語』『源氏物語』を現代語に訳し、さらに女性活動家としても人気を得る。生涯に五万首の短歌を詠んだという。