春は、曙。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこし明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
平安時代中期の歌人、随筆家。 966年(康保3)のころ生まれて1025年(万寿2)のころ没したと推測されている。
随筆『枕草子』は平安文学の代表作の一つ。
歌人としては中古三十六歌仙、そして女房三十六歌仙の一人でもある。