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作者:石川 淳

作者情報

石川 淳 画像

日本の小説家・文芸評論家・翻訳家。
本名:淳(きよし)。
東京府浅草区生まれ。

無頼派、独自孤高の作家とも呼ばれ、エッセイでは夷斎と号し親しまれた。

祖父から論語の素読を受け、森鷗外に熱中して文学を志す。
東京外国語学校仏語科卒。

『普賢』(1936年)で芥川賞受賞。『マルスの歌』(1938年)は反軍国調の廉で発禁処分を受けた。

寓意的作品が多く、戦後は『焼跡のイエス』(1946年)を書き、太宰治・坂口安吾とともに新戯作派・無頼派として人気を集めたが、次第に東洋的境地で健筆を振るった。

和漢洋にわたる博識を発揮し、評論・エッセイにも佳品を残した。

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